特殊文字

特殊文字は文章表示や文字列ピクチャ内で使用できる特別な役割を持った表記文字になります。
特殊文字は全て半角で入力する必要があり、大文字、小文字を区別します。

数値・文字列代入

変数・文字列変数

  • \v[X]
    X番の通常変数の値に置き換えます。
    例:\v[3]
  • \v?[X]
    予備変数?のX番の変数の値に置き換えます。
    例:\v1[30]
  • \s[X]
    X番の文字列変数の値に置き換えます。
    例:\s[3]
  • \sys[X]
    X番のシステム変数の値に置き換え。
  • \sysS[?]
    X番のシステム文字列の値に置き換え。

イベント/コモンイベント変数

  • \self[X]
    このマップイベントのセルフ変数X番の値に置き換えます。
    例:\self[3]
  • \cself[XX]
    このコモンイベントのセルフ変数X番の値を表示します
    (X=0~4、10~99なら数値、X=5~9なら文字列を返す)
    例:\cself[3]

データベース

  • \udb[A:B:C]
    ユーザーデータベースの「タイプA番・データB番・項目C番」の内容に置き換えます。
    例:\udb[1:3:0]
  • \cdb[A:B:C]
    可変データベースの「タイプA番・データB番・項目C番」の内容に置き換えます。
    例:\cdb[1:3:0]
  • \sdb[A:B:C]
    システムデータベースの「タイプA番・データB番・項目C番」の内容に置き換えます。
    例:\sdb[1:3:0]

文字の性質変化

フォントを変更

  • \font[X]
    以降表示する文字のフォントをフォントX(0~3)に変更します。
    \font[0]で基本フォントに戻せます。

フォントサイズを変更

  • \f[XX]
    フォントサイズを変更します。
  • \m[XX]
    その行の最大フォントサイズを指定します。

フォントカラーを変更

文字の縁取りを変更

  • \E
    以降の文字列をフチ付きにします。
  • \N
    以降の文字列をフチ無し(=ノーマル,N)にします(※こちらがデフォルト状態)

文字のアンチエイリアスを変更

  • A+
    文字にアンチエイリアスを付与します。文字がなめらかに見えます。
  • A-
    文字からアンチエイリアスを解除します。

文字表示の制御

文字寄せ

一度の文章入力で一番長い文章の行を基準として文字寄せを行ないます。
1行の文章が入力されたときは<C><R>の指定をしてもデフォルトの「左寄せ」でしか表示されません。

  • <L>
    以降の文字列を左寄せに表示します。
    左寄せはデフォルトになっています。
  • <C>
    以降の文字列を中央寄せに表示します。
  • <R>
    以降の文字列を右寄せに表示します。

文字/行の間隔を変更

  • \-[XX]
    XXピクセル分、以降の文字幅を詰めます。
    XXにマイナスの値を入れると文字が広がります。
  • \space[XX]
    以降の改行間隔をXXピクセルに変更します。

文字をずらして表示

  • \mx[XX]
    次に表示する文字の座標を、X座標にXXピクセル(±1000~±5000)だけずらします。
  • \my[XX]
    次に表示する文字の座標を、Y座標にXXピクセル (±1000~±5000) だけずらします。
  • \ax[XX]
    次に表示する文字のピクチャ内絶対座標をX座標のXXピクセル (±1000~±5000) に指定する。
  • \ay[XX]
    次に表示する文字のピクチャ内絶対座標をY座標のXXピクセル (±1000~±5000) に指定する。

キー入力待機・非待機表示

  • \!
    次のキー入力まで文章表示を停止。
  • \^
    キー入力を待たずに文章表示を終了する。

ウェイト

  • \.
    0.25秒ウェイト。

文字速度の変更

  • \sp[XX]
    以降の文字速度を秒間XX文字に変更する

文章の瞬間表示の制御

  • \>
    次以降の文章を瞬間表示する
  • \<
    \>による瞬間表示を中断する

ルビ表示

アイコン表示

  • \i[番号]
    番号は0~9999までの数値。よってアイコン画像の上限は10,000コまでとなります。
    Data内のBasicDataフォルダにある「icon番号.png」の画像を文章中に表示することができます。
    ファイル名には、0~999番の場合は「icon002.png」のようにiconに続けて3桁の数値を、1000~9999番の場合は「icon1002.png」のようにiconに続けて4桁の数値を 入れてください。

画像表示

  • \img[ファイル名]
    Dataフォルダ内にある「ファイル名」の画像を文章中に表示することができます。
    ファイルがない場合はエラーメッセージが出るので注意してください。
    例:\img[ピクチャ\Test1.png]

半角「\」の表示

  • \\
    半角の\に変換されます。

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