村にNPC(ノンプレイヤーキャラクター プレイヤーが操作しないキャラ)を配置していきます。
ストーリーの進行によって、会話が変化するNPCもいますので、ひとまず配置と初期設定のみ行って、会話部分はあとで入力していきます。
では、村のマップを開き、STEP4 シナリオ制作 登場キャラクターで考えた内容を元にNPCを配置していきましょう。
キャラクター | 登場場所 | 役割 |
---|---|---|
父 | 村 主人公の家 | 怪我であまり動けないので家の中にいる。 |
ペットのニワトリ | 村 主人公の家 | 薬草を取りに行く時に主人公と一緒に行動する。 |
猟師の奥さん | 村 猟師の家 | 主人公が訪ねてきたら、猟師が留守であることを告げる。 |
道具屋 | 村 道具屋 | 回復アイテムや装備アイテムを販売する。買取はしない。 |
村人男性A | 村 村の広場 | 夜になると森から犬の遠吠えが聞こえることを話す。 |
村人男性B | 村 民家 | 主人公のことがカワイイと褒める。 |
村人女性A | 村 村の出口の近く | 道具屋の利用方法やセーブ方法(ゲームシステム)について話す。 |
村人女性B | 村 村の広場 | 森には魔物がでるから近づくなと話す。 |
まずは村の右側にある主人公の家に「父」を配置していきましょう。
マップの編集レイヤーを「イベントレイヤー」にして、家の椅子があるところをダブルクリックして、イベントを配置します。
イベントの名前を「父」。
父はあまり動けない設定なので移動ルートは「動かない」。
移動速度、移動頻度、アニメ速度はデフォルトのまま。
オプションもデフォルトのままのチェック状態でOKですが、好みによっては待機時アニメ(待機時アニメ画像が作られていなければ、移動アニメを使った足踏み)をオフにしてもいいかもしれません。
起動条件はプレイヤーがボタンを押して話しかけるということで「決定キーで実行」。
影グラフィック番号は「0:人間・通常サイズ」(ゲーム基本設定の「キャラクターの影」機能の設定が必要)のまま、キャラクターイベントのようにイベントにグラフィックを設定した場合のみ影が付きます。
説明的に最後になりましたが、左側の濃いグレーのエリアをダブルクリックすることで、「イベントの画像」を設定します。
「父」の設定に合う画像ファイルを選択し、少しわかりにくいですが、右側の画像が表示されるエリア上の選択カーソルで右向きのパターンを選択します。
これがイベントの初期に表示される画像(向き)に設定されます。
右下のOKボタンを押せば、画像の設定は完了です。
何も表示されていなかった濃いグレーのエリアに選択した画像が表示されました。
向きも設定した右向きになっています。
NPCイベントを設定する場合は基本的に以上のような流れで各項目を設定していきます。
続いて、「ペットのニワトリ」を同じように設定していきましょう。
「ニワトリ」は家の外をうろうろしています。
家の外の適当なところにイベントを配置しましょう。
イベントの名前を「ニワトリ」。
イベントの画像を選択。
移動ルートはうろうろ動きまわらせたいので「ランダム」。
移動速度は若干速めに「2」。
他は適当に設定していきます。
同じ要領で他の7体のNPCも設定していきます。
↓は設定したNPCの位置と名前と移動ルートになります。
村人のイベントは同じグラフィックや動きのものもありますので、イベントを選択した状態で「Cキー」、任意の場所を選択して「Vキー」で複製していくと楽です。
また、イベントの配置を変更したい場合は、ドラッグして移動させることができます。
テストプレイをしてみると、NPCが村の中を動きまわり、賑やかさが出てきました。
今回は会話イベントの設定まではしていないので、NPCを配置するだけの作業はスムーズに行えたと思います。
会話イベントはもう少しあとで設定していきますが、次のSTEPでは「道具屋」のお店の設定とアイテムの設定を先にやっていきます。
続いて、「STEP10 アイテム&お店の設定」に進みましょう。